今井英二にインタビュー
店長:今井君は住宅の窓や開口部に取り付けるステンドグラスの製作もしているよね?今日はその住宅用のステンドグラスについて話を聞きたいんだけれど。住宅用の場合お客さんと打ち合わせしながらデザインを決めていくわけだよね。
今井:そうですね。とにかくお客さんとよく話して帰ってきますね。他愛もない話をしながらお客さんの印象を受け止めるようにしています。
店長:打ち合わせはどのくらいの回数重ねるわけ?
今井:直接話をするのは5、6回ぐらいですね。あとは電話やパソコンを持っている方にはメール等でデザインを見てもらったりします。
店長:デザイン案はどのぐらい提示するの?
今井:最初の打ち合わせから原案を三通り、またその三通り・・・三通りと提案していますね。お客さんの思うイメージや希望、とにかくお客さんがどんな方か分かるまで話をします。それからデザインを始めます。ここはこういうガラスでこうした方がこういう絵になりますよとかの提案もします。
店長:作家として個性を出したりするのかな?
今井:自分の仕事だけれど自分のものでないので、自分の意思というか意図は極力抑えて、お客さんをステンドグラスに映し出していくつもりでいます。
店長:ガラスの提案などはするの?
今井:そうですね。ガラスの種類もたくさんありますので、予算の許す範囲内で提案したり、ガラスに無理のかかり過ぎない範囲でデザインの提案をします。デザインを提案する際もより分かりやすいように、こんな感じで(デザイン資料を見ながら)実際のガラスの画像を入れたデザイン画を提示するようにしています。
店長:(デザイン資料を見ながら)なるほど実際のガラスの画像を使うとデザイン画も分かりやすいね。お客さんはどんな場所に依頼することが多いの?
今井:以前は吹き抜けに使われることが多かったと思いますけど、今は玄関横に取り付けることが多い気がしますね。
店長:玄関横の場合どのぐらいのサイズが一般的かな?
今井:サイズはバラバラですけど、新聞を広げて細く半分にした感じでしょうか。30cm×90cmとは60cm×90cmとかもありますし、設置する窓枠のサイズもまちまちですから・・・
店長:取り付けてみて、お客さんの反応はどう?
今井:現場で立ち会ってくれた場合などは顕著に喜んでもらえますし、想像よりとてもよかったとか言ってもらえます。ステンドグラスは無いならないで済むものかもしれませんけど、でもあるとその空間の良さがより強調されるように思います。
店長:ステンドグラスはインテリアとして購入されるのかな?
今井:絵画的な要素もあるし、インテリアの要素もあるし、遮光性はないにしてもカーテンのような目隠しにもなりますし、いろいろな効果があると思うんです。
店長:住宅にステンドグラスを入れることにはなかなか馴染みがないけれど、住人の個性を出せる方法でもあるし、今後増えていくといいね。
今井:そうですね。今はもっと多くの実績を重ねて、施工例を沢山提示できるようにしたいですね。
取材を終えて:
作家は自分の個性を前面に出したいと考えるものであるが、自分を意図を抑えて顧客の立場に立ちながら製作する姿勢に今井君らしいやさしさを感じる。今井君はいろいろな方と話をしながら、多くのことを勉強し吸収しようとしているように思える。吸収したものが今度はまた自分の作品に生かされていくのだろう。









